ベイクルーズ グループは8月29日、設立35周年を記念して初の従業員感謝祭「パートナーズフェス」を渋谷セルリアンタワー東急ホテルのボールルームで開催した。イベントには、役員から全国のショップ店長など、全社員の3分1にあたる約1000人が参加。前半は窪田祐・社長の方針発表が行われ、後半は、グループ7社の社長を中心に、今後の施策や、顧客満足最大化に向けた思いを発表した。
後半のグループCEOのプレゼンテーションでは、パワーポイントを使った方針説明に加え、ドラマ「踊る大捜査線」のパロディー調や、アメリカのロードムービー調のものなど、各社各様の方法で披露。さらに、代表ブランドのファッションショーや、ブレイクダンスなど渾身の出しモノ、接客ロールプレイングなども行ない、最も顧客視点で取り組みがなされている事業会社を社員投票により決定した。
グランプリを受賞したのは、「ドゥーズィエムクラス」を擁するラ クラスで、賞金100万円を獲得した。伊藤栄敏CEOは「こだわりの商品、空間、サービス、斬新な戦略、プレステージの高いファッションで、お客さまをエンターテインメント(楽しませて)していきたい」と決意を語った。ファッションショーでは、主力スタッフが最新ファッションと、今秋冬のブランドのミューズ、ダイアナ・ヴリーランドの仮面を付けてランウェイを闊歩し、参加者を楽しませつつ世界観を発揮した。
発表後の謝恩会では、役員陣がコックに扮して、スタッフに食事をサーブして日頃の労をねぎらった。さらに、見分を広めるためにと、ポケットマネーで海外視察旅行などの景品を用意。全社員を対象にした抽選を行ない、盛り上がりを見せた。また、サプライズゲストとしてアントニオ猪木が登場。「闘魂を注入した企業は業績が右肩上がりになる」という言葉を受け、スタッフや窪田祐・社長らが闘魂注入を受けた。